明朝

全、きみに告ぐ

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

書き殴る、をする。

卵豆腐とプリンが同時に食べたくなった。相変わらず見境がないですね、という声。夜が朝になるころにするお別れに際してまたね、と言って振り返ったそこにはバイカルアザラシしかいませんでした。目が怖い。すーすーする化粧水を塗ってあげるからどうか許し…

2020年4月23日 不安な夜は

あるとき以来聴けなくなってしまっていた曲がある。iPhoneに入れていて聴こうと思えばいつでも聴けるのに、イントロを数秒再生するといつも親指で再生ボタンを止めてしまう、を繰り返していた。その曲を今朝、ふと思い立って聴いた。5分間目を閉じながら聴い…

2020年4月21日 粉を溶く

冷えたコーヒーをすすりながら本を読んでいる。昼も夜もやることはそう変わらない。散らかった机にはピンクのマニキュアの瓶とシオランの『生誕の災厄』が隣り合って並んでいる。その隣にはリップクリーム、そのまた隣には体温計。

2020年4月20日 波音

出町柳でも北野白梅でも高野でもいいからアイスティーが飲みたい。似合う季節と似合う夕方をくれよ。さておき、海の恋しさに気づくような春だった。ふと思い出すのは雨の日の高松港や芋けんぴの入った袋についた水滴や直島の港から見た北斗七星や人から借り…

2020年4月19日 始発電車の音を合図に

朝が来たら終えるのは人生でも睡眠でもなくZoomです。私のマイクが朝の訪れを拾った瞬間、Surfaceを閉じるときが来たと言えるでしょう。 今日は履修の修正と追加をした。落選した科目はなし。昨年度取りこぼした科目と必要な科目が間違いなく入っているかの…

2020年4月15日 夜、葉桜は消灯22時

忠霊塔の奥にある石碑の文字を全文解読しながら日を暮らしたころには暗くなっていた。貴い話をいくつかした気がする。家に帰って手を洗っていたら内容を忘れてしまうこの感じは、心地いいときの典型かもしれない。

papabubbleキャンディー(お祝いMIX)を食べながら

◻︎水星 tofubeatsが好き。急速に巡り始めた血に合わせて「ふめつのこころ」、静まり始めた瞬間には「水星」を。冷やされていく心は朝起きてコップ一杯飲む水みたいで心地よかったよ。 ◻︎誰かのことを知ること もう私たちは誰かの名前を検索窓に打ち込むだけ…

かわる

ショッピングセンタームラハマもダイエーもリブロードも高野のミスドも出町柳のTSUTAYAもなくなり喫茶ライオンは全席禁煙になった、いつの間にか春が来ていた

他ならない

◻︎生きている生きていく生きてきた、ことを知っているから 大森靖子を聴くしかないみたいなメンタルのなかでいまは「呪いは水色」がiPhoneのスピーカーから流れている。清潔な白い部屋でVOIDを聴きながらもうどうにもならなくなっていた瞬間を助けてくれたの…