明朝

全、きみに告ぐ

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『岬の兄妹』(2019年9月29日、鑑賞)

「こんな世界があるなんて知らなかった。このように生きている人々のことを今まで見ようとしてこなかったことを恥ずかしく思う。」というほど世界を見ていないわけではないし、このように生きている人も、それは、いるだろうなあ、と思う。 だからこそ、「こ…

2019年9月24日、25日 行きたい国

2019年9月24日朝。 八時発、愛媛へ。 昼。 エクスカーション参加。道後の商店街の「伊織」でお土産買う。 夕。 路面電車でうとうと。デパ地下。ちりめんおにぎり。肉団子、唐揚げをシェアして食べる。修学旅行のようなわくわく。 夜。 大街道。鯛めし。練習…

風に溶けていくこと

どうでもいいことは言葉にできるのに、本当に伝えたいことは遠回しにしか伝えられない 匿名性の影は、己が傷つくことを避けようとしている私のことを一時だけ隠す 人間関係はいつだってグロテスクで、隣にいる人のなかは赤い シャンプーをしているとき、「"…

2019年9月23日 断捨離彼氏

夜中にTwitter呟くの、「今ならいける」というときと「今はやめとこ」というときがありませんか。 正確には「今の(盲目さ)なら」かもしれない。 あと「盲目」という言葉は、あまりに残酷だ。 今、ZOCの『断捨離彼氏』をずっとリピートで聴いている 今日は…

2019年9月20日 深煎り

4日間の集中講義が終わった。 雨が降った。 しとしと小雨が続く外は、「涼しい」を越え、「寒さ」すら感じた。 秋は短く、冬がすぐそこにあることを悟った。 コーヒーの深煎りは初めて飲んだときほど苦さを感じなくなった。そのぶん、口に含んだとき、喉から…

初、都々逸

傷をこしらえかさぶた捲る残る跡など承知済

無題

投稿しない下書き、 承認しないフォローリクエスト、 輝かない星、 使われないアメニティ、 コップの底の茶葉、 採られないわかめ、 現像されないフィルム、 買われない本、 渡されない名刺、 手を付けられないつきだし、 使われないウェットティッシュ、 渡…

いつか

五感をアーカイブできればいいのに 記憶はあまりに頼りないでしょう 全自動録画機が発明され 世にでたとき、君は胸が踊りませんでしたか あの番組もこの番組も、被っていても、忘れていても、あとで見返せる魔法 互いがみた景色や嗅いだにおい、耳で聞いた音…

2019.8.31 - 9.7 記録

ブログ、つけるのさぼっていた。思い出せる範囲で、記憶のとばりからここへ書き残しておきます。 ・2019年8月31日 家族で岡山。たくさん紅茶を飲んだ。「強くなりたい」思う気持ちを忘れないように、ピンキーリングを購入した。 ・2019年9月1日 岡山。じつは…

詩/鯨

訪ねた、確かに訪ねた、訪ねたが本題アのB面にある本題イは言わなかった、言えなかった、これは「現在地」だ、人の意味深に意味はない、一冊の本からなる心、夜行バス、失くした指輪、電話、イヤホンから流れ込む薄い音、厚い声、夜行バスは丑三つ時には鯨に…