明朝

全、きみに告ぐ

2019年9月20日 深煎り

4日間の集中講義が終わった。

雨が降った。

しとしと小雨が続く外は、「涼しい」を越え、「寒さ」すら感じた。

秋は短く、冬がすぐそこにあることを悟った。

 

コーヒーの深煎りは初めて飲んだときほど苦さを感じなくなった。そのぶん、口に含んだとき、喉から腹に落としたときの「落ち着く」をより近く感じるようになった。

意訳:美味しい

 

雨は明日も降るのだろうか。

2019年9月20日が終われば9月21日になり、いずれ2043年とかになるんだろうか。

 

集中講義で4日間、原子力原発放射能について考えた。

4日終えて今、誰にもぶつけることができない、そして理性もない、論理性もない、ただふつふつとした怒りが底にある。

誰に怒ればいいかすら分からない。責任転嫁はしたくない、自己責任論に帰結することもしたくない。

「考え続ける」というのは言葉以上に苦しみを伴う営みかもしれない。

f:id:goodbye_is:20190920231159j:image