朝。
きりっと刺すような寒さ。
昇りきっていない陽。
カレーを食べに行く。
たっぷりかぼちゃのペーストにカレーやスパイスの風味。こんなカレーあるんだ。
初めて食べるタイプの一皿だった。
チャパティも美味しかった。
ベーグル買う。
お散歩。写真を撮ったりする。
スピッツを聴きながら、口ずさみながら。
ほとんど踊りそうになりながら歩く。
誰もいない広場でゆらゆらと踊る。
日曜の朝の光、照らされる指先、耳元のメロディ。
たしかにあの瞬間ぼくらは世界の主役だった。
優しいあの子、ありがとさん、春の歌、ルキンフォー、日なたの窓に憧れて、歌ウサギ、君が思い出になる前に、ロビンソン、愛のことば。
気づいたらお散歩含めて1時間半ほど経っていた。
銭湯でも入っていきたい気分だった。
みかんや柿が美味しい季節。
ほとんど毎日食べてる。
果物から摂取する水分、背徳的な気持ちになる。
帰ってきてベーグルをば、トーストで2分。
さくさくもちもち、幸せパンだった。